新光建設

店舗関連

飲食店を経営する上で、重要な事柄とは何でしょうか?美味しい食事を提供することや丁寧な接客態度をまず挙げる方がほとんどであると思います。それらはもちろん、日本で飲食店を経営する上で必要不可欠な事柄です。しかし、もう1点、衛生面に気を配ることも、飲食店を経営するためには欠かせません。徹底した衛生管理がされていなければ、食中毒などの問題が発生し、経営不振や営業停止になる可能性があります。

衛生管理を徹底するというのは、食材の保存や従業員の身だしなみに気を付けるだけではありません。店内や食器、調理器具などの衛生状態も清潔に保たなければなりません。

疎かになりがちなのは、店内の清掃です。通常業務に追われ、満足に清掃のための時間がとれないという店舗も多いでしょう。特に、ショッピングモールに入っているような飲食店は、年中無休で営業しています。通常の企業が実施するような大掃除をする時間を確保できない場合があります。

大掃除の時間がとれないからこそ、日々の清掃は欠かせません。以下に、重点的にチェックしておきたい箇所を挙げます。参考にしてください。

テーブル

食器に入っているとはいえ、直接食べ物・飲み物を置く場所がテーブルです。汚れたままのテーブルを放置しておくと、菌が繁殖して、食中毒の恐れがあります。お客様が帰るたびに、テーブルはしっかりと拭きましょう。

メニュー表

メニュー表は、ほとんどのお客様が手にとるものです。食事をしながら目を通す方もいるので、汚れが付着していることも多いです。万が一、前のお客様によって付着した汚れがそのまま残っていたら、次のお客様に不快感を与えます。衛生的にも良くありません。席に置くメニュー表は毎回変えて、下げるたびに綺麗にするなどの工夫をしましょう。

トイレ

トイレをはじめとする水回りは雑菌が繁殖しやすい場所です。まめに清掃する必要がありますが、営業時間中に店員が清掃することは避けましょう。営業時間中ならば清掃業者に清掃を依頼し、店舗内の人員で済ませるならば、閉店後に清掃をしましょう。

営業時間中に清掃ができないので、忘れがちです。多くの店員・お客様が靴で歩く場所です。外からの汚れも付着しています。閉店時間が過ぎた後にモップがけなどをしましょう。汚れを拭き取りやすいフロアコーティングの施工をしておくことで、清掃が簡単になります。関東エリアならば、ケーマックのガラスコーティングがおすすめです。

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飲食物が直接触れない箇所であっても、そこに付着した菌が飲食物を介してお客様の体内に入り込むことはじゅうぶんに考えられます。また、大人ならば手を触れない床であっても、小さい子どもはその限りではありません。汚れた床に触り、その手を口元に持っていく可能性が考えられます。

食中毒問題の発生は、店の経営に大きく関わります。お客様の健康に直結する飲食物を扱う飲食店だからこそ、いたるところの衛生面に気を配りましょう。